ツツジといえば街中で一斉に沢山の花をつけているイメージですが
ここの森の中では木は伸びて枝が少なく
少しずつ咲いています
今季最後の一輪かな
やさしいピンク色が目をひきます
ツツジの葉はやわらかく、生毛があります
幹や枝の表皮はやや白くてややキメが細かい感じの印象です
「森の友達」とでもいいましょうか
色々なかたちとなって目にするのは
胞子を飛ばすための菌糸の集まりで
植物でいえば「花」のようなもの
腐った木や落ち葉の中にきのこは見かけますが
木や落ち葉を分解する役割があり
木と「共生」しています
普段の菌糸の状態を目にすることがない「森の妖精」
姿をとらえられない意識のようなものと認識すれば
素敵かなとも思います
ツバキは冬でも葉をつけていて
葉の面は艶があり、裏は艶がない
葉の裏側に毛虫(チャドクガ)のタマゴの跡がないかみておこう
ここの森では常緑樹は切る方向なのですが
赤い花が楽しみなので
伐採の対象として切りすぎてしまわないよう気をつけよう
幹の表皮は白くキメ細かい
硬くて木肌が滑らかな材になる