チェーンソー安全技術・技能習得講習会を受講しました。
今年受講している森林ボランティア養成講座のオプションで、チェーンソーの扱いと伐木技術を習得するものです。
チェーンソーや草刈り機を使うのに許可証はないが
労働安全衛生法に基づくもので
事業者に雇われたりする場合、技能講習を受講しておかなけばならないことになります
講習1日目は座学研修している施設
都会の中で爆音が響く
チェーンソーの歯をヤスリで整える目立て
講習2日目は現場へ
貯水池ダム地で市が買い取った公有林であり放置林
放置して荒れた森は不健康状態であり、豪雨時に限界をこえ、土砂や木が貯水池に流れ込み、水質を脅かす
適正に伐採して健康状態を維持していかなければならないのだ
単なるチェーンソーの扱いだけだはない
伐木の手順はもとより、事故が発生しないよう安全管理も指導する
手鋸でも同様の手順で伐倒する
密集しているので、間伐にはすでに手遅れで、あいている方向に切り倒そうにも他の木にかかる
生木はしなるし重い。ロープを引いてかわそうにも、なかなか動かず、よりかかったまま外れない
なんらかの故あってか目にとまり選木になった
樹齢50年樹高15か20メートルくらいのヒノキ
ただし、伐木した木は幹線道路まで運ぶ手段がないので適当な長さに切って
枝を払って、まとめて放置となる
このヒノキ林地帯のふもとに炭焼きの跡があった。以前の所有者は炭用の木を採集したあと、次の世代の為に植えていたのだろう
切り株をさわってみる。同年齢の命をいただいたことは感慨深い。感謝
ポッカリ穴が開き、鬱蒼とした林の中に日差しが降り注ぐ
やがて地面に眠っている命が目をさます
できればしばらく後にこの現場を観察してみたい