リーフレットとは 広報ツールとは
リーフレットとパンフレットと混同しがちですが、印刷物としての形態の違いで、リーフレットが一枚物の印刷物を指すのに対し、パンフレット (pamphlet) は、複数ページあって、綴じられた小冊子です。宣伝や案内などを目的とする用途は同じ。
ちなみに、フライヤーもリーフレットの一種なのですが、主に宣伝広告や告知目的で、A4サイズ以下の小さなものが多く、配布する手段や目的などの違いで、チラシやビラなどと呼ばれます。
紙質
主に案内やお知らせなどの用途では折り込みちらしに比べ、やや厚め(110kg)のマット紙やコート紙を用います。上質紙も刷り上がりが落ち着いた風合いがあります。エコを意識して再生上質紙を用いたりもします。
折り方
A4サイズを3つ折りにするのが多く、その場合、ローマ字のZの形のように折り込んだZ折り(外3つ折り)か一面が内側に折り込まれる形の巻3つ折り(内3つ折り)の折り加工が用いられます。
また、本文が縦組みか横組みかにより、折の向き(開く向き)が違ってきます。
そのほか、2つ折りや両端を内側に折り込み両開きさせる観音折りなどの折り加工をがあります。
その他
用紙を縦置きに、または横向きにといったデザイン的な志向も追求することができます。
リーフレットをお勧めするポイント、必要性
フライヤー(チラシ)はどちらかと言えば攻撃的なのに対し、リーフレットは守備的というイメージでしょうか。コミュニケーションツールとしてデザイン的に論理的なストーリーを組み立てやすく、携帯にかさばらず、長3封筒に収まります。
- 印刷物として比較的費用がかからない
- 折り加工するのでコンパクトで丈夫
- 封筒のように内容物(別紙)を挿入可能
- 表紙・裏表紙・見開きといった展開にストーリー性を仕立てるなどデザイン的に構成を作り込むことができる。
リーフレットは事業や活動に必要な「人、モノ、金、情報」といった経営資源を得るための情報ツールとして活用できます。